【川越雨デート】雨でも幻滅させない！「体験」と「室内」で楽しむプランB

「週末の川越デート、まさかの雨予報……」
「食べ歩きは無理だし、延期にした方がいいのかな？」

楽しみにしていたデートが雨だと、テンションが下がりますよね。
でも、ちょっと待ってください。雨だからといってキャンセルするのはもったいないです。

実は川越には、雨の日だからこそ楽しめる「体験スポット」や、濡れずに歩ける「アーケード街」が充実しています。
今回は、雨を味方につけて二人の仲を深める、起死回生の「プランB（雨の日コース）」を提案します。

この記事を書いた人：タクヤ
肩書き: 川越グルメライター / 埼玉エリアガイド
プロフィール: 埼玉県出身。雨の日の川越は「人が少なくて写真が撮りやすい」ので逆に好き。相合傘で歩く蔵造りの街並みに「エモさ」を感じるロマンチスト。

1. 二人の思い出を形にする「ガラス吹き体験」

雨で外を歩けないなら、室内で「思い出作り」に没頭しましょう。
川越は職人の街。特にカップルに人気なのが「ガラス体験」です。

菓子屋横丁の近くにある「ガラス工房 Blue Moon」などでは、吹きガラス体験ができます。
ドロドロに溶けたガラスを二人で膨らませて、世界に一つだけのペアグラスを作る。
共同作業で盛り上がりますし、後日完成品が届いた時に「あの日の雨デート、楽しかったね」と思い出話ができます。

川越駅（東口）から本川越駅まで続く、全長1km以上の巨大商店街「クレアモール」。
ここは一部を除き、多くのエリアに屋根やアーケードがあります。

おしゃれな古着屋巡りをしたり、ゲームセンターでUFOキャッチャーに熱中したり。
観光地の「一番街」とは違った、地元のカップルのような日常デートが楽しめます。

雨の日の特権。それは「喫茶店から眺める雨の景色」です。
しとしと降る雨音を聞きながら、温かいコーヒーと甘いスイーツを食べる時間は、晴れの日にはない落ち着きがあります。

特に「シマノコーヒー大正館」や「アートカフェエレバート」のようなレトロ建築は、雨に濡れるとより一層雰囲気が増します。
「雨宿り」という口実で、ゆっくり二人の会話を楽しんでください。

「雨なのに神社？」と思うかもしれませんが、雨の氷川神社は幻想的です。
特に「絵馬トンネル」は屋根があるため濡れませんし、雨に濡れた石畳や緑が鮮やかに映ります。

人が少ないので、いつもは混雑しているフォトスポットも独占状態。
相合傘で境内を歩けば、自然と二人の距離は密着します。

食べ歩きで忙しく動き回る晴れの日とは違い、雨の日は一箇所に留まってゆっくり過ごす時間が増えます。
それはつまり、「お互いのことを深く知るチャンス」でもあります。

「雨で残念だったね」ではなく、「雨のおかげでゆっくり話せたね」と言えるデートにしましょう。